大虐殺は、まだ続いている…
絶望しか残らない大ショック映画です。
戦争はダメだ、嫌だ、なんて言ってられない。民兵組織ジャンジャウィードのボスが、この戦争を生んだのは植民地にして支配してきた貴様らだ……
このレビューはネタバレを含みます
少なくとも今まで観た中で1番、ジェノサイドというものを正面から目をそらさずに描いた作品だと私は思う。衝撃的で見ていられない残虐なシーンが長々と続き、何度も観るのを途中で断念しようかと考えたが、考えさ…
>>続きを読むこれほど胸糞悪くなった映画は本当に久しぶり。
つまらないからではなく、憤りからです。
その意味では、完全に感情移入させられてしまいました。
こんなに子供がひどい殺され方をする映画はなかなかないでしょ…
2012/3/23鑑賞(鑑賞メーターより転載)
世界でも最悪という民族浄化が行なわれているダルフール紛争を舞台にしたドラマ。エドワード・ファーロング(このおっさんが!という感じで最初全然判らなかった…
スーダン西部のダルフールでは今なおアラブ系の民兵「ジャンジャウィード」によるアフリカ系民族の虐殺が継続中。欧米の報道陣はAU(アフリカ連合)の保護下、襲撃された村々の取材を行うが、ある日ジャンジャウ…
>>続きを読む監督はB級映画ばかりを撮ってるウーヴェ・ボルさんなんですね。
で、この映画の題材は、スーダン西部のダルフール地方での「ダルフール紛争」を扱っているんです。
アラブ系とアフリカ系の人種間対立で、民族浄…
スーダンのダルフール地区における、アラブ系民兵「ジャンジャウィード」の民族浄化。
アフリカ系の村がただ無抵抗に虐殺されていく。
欧米のジャーナリストが抵抗を試みるも、多勢に無勢…何の足しにもならな…