ふっくー

死霊のしたたり2のふっくーのレビュー・感想・評価

死霊のしたたり2(1989年製作の映画)
3.3
前作「死霊のしたたり」の続編であり、ブライアン・ユズナ監督がメガホンを取ったスプラッターコメディ第2弾。
今作は前作の8ヶ月後の物語であり、病院での悲惨な惨殺事件から実はウェストは生きていて、今でも懲りずに死体を蘇らせる研究を続けていた。
彼は死体の部位を繋ぎ合わせて、1人の女性を完全復活させるとゆう究極生命体を誕生させようとしていたのだ。
そんな中生首になって死んだかと思われたヒル博士は、ウェストに復讐するため、あの秘薬を使い再び復活しウェストに迫っていた。

もうあらすじ書いてるだけでもアホすぎる物語なんですけど、前作に比べて今作は、前半割と真面目にホラースプラッターしてました笑笑。
ただ後半で生首ヒル博士が登場してから、コメディに戻っちゃいましたね笑笑。
冒頭の音楽もヒッチコックの「サイコ(1960年)」をリスペクトしているメロディなんですけど、ほぼサイコまんまなので、大人の事情が怖いです笑。

人間の部位を繋ぎ合わせて復活させるので、今回はクリーチャー度が高めで、五本指にくっつけられた目玉の生命体はどこか可愛さも感じられる。
クライマックスに姿をあらわす生首ヒル博士の耳の部分がコウモリの羽になって襲いかかってくるシーンはバットマンもびっくりな俊敏さです。

この映画はクライマックス15分くらいをお祭り騒ぎにするの大好きだよね。だがそれが面白い!
廃盤になっているはずの今作Blu-rayがメルカリストアでしれっと普通の値段で売ってたことが1番の衝撃でした笑笑。
ふっくー

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