[2020.07.24]
シネフィルWOWOW 特集「新旧見比べ映画」
濡れ衣を着せられた検事が逃亡しながら黒幕を突き止める。緊迫感溢れる展開なのに、ハワイアンをジャズにしたような曲が流れ、むしろほのぼの。いいのかこれで。
中野良子さんの登場シーン。熊に襲われ木の上で助けを呼ぶという。やってることは『アナコンダ』のダニー・トレホ。なんという共通点。一気に好感度アップ。
熊に襲われ負傷した原田芳雄さん。焚き火の薪で傷を焼いて塞ぐ。ランボーより先に邦画であったんだ。もしかして戦争体験者や終戦直後の世代には当り前の治療法なのか。
近年の軍隊では、傷口をアロンアルファで塞ぐって聞いた。即席治療なのだとか。
新宿路上の馬群は驚いた。一頭転んでしまい無事か心配。西部劇や騎馬隊の乱戦シーンで転倒はよく見るけれど、さすがにアスファルト上は危険過ぎる。
セスナ逃避行とかキチ○イ病院とかネタが満載。ロボトミーって単語もメジャーだったのかな。新薬が実在して、しっかりした人が管理したら、平和で豊かになるよねって思ってしまった。人選が大変だ。
鑑賞 2020.07.24 シネフィルWOWOW
