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君よ憤怒の河を渉れのとぽとぽのレビュー・感想・評価

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)
3.0
この男!まさかの小粋すぎるコミカルな音楽が耳から離れなくなった!! 本来サスペンスフルであろうなシーンでも問答無用に流れる陽気な劇伴、これぞ世紀のミスマッチ。思わず体はノッてしまい笑いを誘う。それに見合うように2時間半にもわたる長く様々なジャンル(サスペンス、ロマンス、アクションそしてコメディ?!)を横断する本編自体もなかなかツッコミどころがあって楽しめる色んな意味で一大巨編 = トンデモ映画? 時折昔の円谷やゴジラ等に通ずる微笑ましく美味しいテンション・ノリを感じた。本当にめちゃくちゃなことするな、お前は〜。それでも高倉健けんの熱演、存在感、カリスマ性は流石。本当に日本の宝です。そして野性味溢れすぎている原田芳雄の正義を貫く姿。

法律では裁けない悪があるということを
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