ランベルト・バーヴァによる後期ジャッロ映画。
作曲家のブルーノは映画音楽の製作のためにその映画の舞台となったペンションに滞在することに。
彼はリンダという女性がこのペンションで失踪していたことを知る。
そして巻き起こる連続殺人。リンダの正体は?映画との関係は…?な話。
非常にクオリティの高い作品でした。後期に作られた作品とは思えないほどベッタベタなジャッロですが、文句の付けどころがない。
印象的な音楽、ペンションの不気味な雰囲気、美しい女優たち、殺しのケバケバしさ、どれも一級品。
特に包丁で手を刺して固定、頭にビニール被せて撲殺するシーンは殺意高すぎて最高。
ランベルト・バーヴァはバーヴァパパや師匠のアルジェントと比べても仕事が雑なイメージでしたが、これは評価を変えざるを得ないかも。