自殺願望を持つ16歳のクレイグは自ら精神科に赴く。いざ行ってみると色んなタイプの人がいてすぐに病院から出たがるが、5日間の入院を強いられる。
心の病をテーマとした作品ですが、とても明るく、爽やかなテイストでとても観やすかったです。主人公の大きな要因とかはないが、色々積み重なって気分が落ちてしまう という感情がスゴくわかります。気楽に生きれればいいなんてみんな思ってるでしょうしね。みんなの当たり前が自分にとっては難しかったり、その逆も然り。病院には色んな人たちがいて、自分に足りない部分や逆に自分が優れている部分も見つけることができます。そうすることによって自分の存在価値を自分自身で感じることができるんでしょうね。正直、｢現実はこんなに上手いこといかんだろ｣っていう冷めた感情も持ってしまったのも事実です。しかし自分も閉じこもって、勝手に落ち込んでるだけなので、今作を見て、外の世界に出てみるのもアリかもな と思えました。ヒロインのエマ・ロバーツが叔母様にも負けず劣らず可愛かった〜。そしてQUEENファンには嬉しい｢Under Pressure｣のシーン。あのベースが流れてくるだけでテンション上がります(笑)。学べるものもあったし、心も温まり、前向きな気持ちになれる作品でした。
