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影狩り ほえろ大砲のmitakosamaのレビュー・感想・評価

影狩り ほえろ大砲(1972年製作の映画)
3.2
影狩り2作目。こちらも浅草東宝オールナイトが初見。とにかく序盤の露天風呂に入る裕次郎に裸のくノ一集団が絡んでくるシーンをよく覚えてた。(というかここしか覚えてなかった)

今回見直したら、そこまで面白くはなかったが、それでも前作よりは色んな意味でパワーアップしてて見どころも多かった。

先ず第一に濡れ場が圧倒的に増えた。前作で好評だったのがエロだったのだろう。今作は更にエロティカルくノ一が登場する。
そもそもこの時代は勝プロや石原プロなど独立プロダクションがこぞって過激な作品を作っていたから、ヌードの価値が低い低い。
チャンバラも裕次郎の下手さは置いといて、首チョンパを連発だ。SEX&violenceを地でいく感じが潔い。

大分辺りの佐伯藩で幕府謹製の大砲を作り、お取りつぶしを逃れるため影狩りを雇う。

今作はチャンバラアクションに加え、大砲争奪戦があるのが良い。なにより派手な砲撃が楽しい。
こう言う馬鹿馬鹿しい時代劇はこれくらい振り切ってナンボですよ。
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