フリードキンが撮った「氷の微笑」
脚本と製作が「氷の微笑」のジョー・エスターハスなので納得でした。
と言ってもフリードキンらしさは残っており、中盤のカーアクションは「フレンチ・コネクション」や「LA大捜査線」に劣らないくらい迫力がありました。
物語の鍵となるセクシーでミステリアスな女性トリーナ役のリンダ・フィオレンティーノがとてもエロくて、魅力たっぷりで見応えがありました。正直この映画はリンダ・フィオレンティーノがいるからこそ成立していた思います。ですが、映画自体は普通過ぎて、やはり「氷の微笑」と比べると劣っているのが残念でした。
また自分の大好きなマイケル・ビーンが刑事役で出演していますが、今作に出演するためにあの「ユージュアル・サスペクツ」の主役を蹴った話を聞いて、改めてマイケル・ビーンの作品選びの下手っぷりに悲しくなりました笑