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丘の羊飼いのlemmonのレビュー・感想・評価

丘の羊飼い(1941年製作の映画)
3.7
本作はジョンウェインがスタア俳優になるが、ハリーケリーとベティフィールドが主役と並ぶ存在感があって楽しかった!
また脇を固めるキャストも印象深い人たちが多く登場。
群像劇といった趣を感じた。

西部劇というジャンルと思って観ていたので、かなり濃い人間ドラマが繰り広げられ、驚いた。ハッキリとは描かれないモヤモヤがありつつも、人々の表情は如何様にも捉えられる描き方で、こちらの想像力を掻き立たせる。

冒頭の密輸酒の話はさらっと流され、あとはひたすら家族の物語。
ラストに至るが、理解しきれていないな😅。
ただ、向き合う人間同士。希望をかすかに感じた。それで良いのだと思った。


出てくるたびに書いている気がするが、ハリーケリーは毎度出番が少なくても印象深いが、今回は出番が多く嬉しかった😊。
そしてヒロインのベティフィールド。サマンサモートン風。地味だが魅力的🥰。
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