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妖怪巨大女のhorahukiのレビュー・感想・評価

妖怪巨大女(1958年製作の映画)
2.9
不倫相手と画策して妻を殺害→妻の遺産総取り→不倫相手とゴールイン。そんなクソ過ぎる計画を練ってるヒモ男にブチギレた奥様が巨大化して暴れ回るBIG監督が好きそうなポンコツホラー。超絶低予算のせいか毎度毎度出てくるたびにサイズ感が違うのが堪んないやつ!!

どう見てもボーリング球にしか見えないUFOが地球に落下。そこから超巨大なオッサンが出てきて、偶然通りかかった奥様に接触→奥様巨大化の流れ。それは別にそれで良いんだけど、この超巨大オッサンはどこいったの?その後一回出てきてからは全くもって蚊帳の外。え?画面外で勝手に死んだん??

ガラス玉に映った顔がミサワみたいになったり、車に轢かれそうになってズッコケたりとシュールに笑わせてくるのも楽しいのだけど、肝心の本筋は巨大女さんの復讐譚かつ純愛ストーリーで、なかなかグッと来る終わり方なのが地味に良かった。

というか年代的にもどう考えてもBIG監督かんでるでしょ?と思ってたら、なんと脚本家がBIG監督作のハゲオッサンが巨大化する『戦慄!プルトニウム人間』の人だったという😂巨大化の遺伝子は受け継がれていくんですね🤣🤣
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