映画の感想

バタフライ・ラヴァーズの映画の感想のネタバレレビュー・内容・結末

バタフライ・ラヴァーズ(2008年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

男子校で学ぶ男装女子の需要というのは中国古典時代からあったのだな……って気持ち。「男と女でないとちゃんとしてるとは言えない。君、もしかして同性愛者なんじゃないか?」などと男装した主人公を勘ぐっていたヒーロー格の男が「僕は同性愛者かも。君を見てるとおかしな気持ちになる」という悩みを主人公に打ち明けたりするところなど百万回読んだという感じだった。
ヒーロー格の男の「君が女の子だと気づいていたよ」告白も、原作改変してまでノンケのふりしやがって!って気持ちと、でもまあ気づくよな、リアリティレベルの低さを考慮に入れても序盤気づいてなかったのか謎すぎるって気持ちに対処するのが大変だった。

まあ十年前の映画だしな……もっと言えば千年以上前の話でもあるし、障りがあるのは仕方がない……。最後に女の子が後追い自殺するのも気に食わんが、そんなこといったらシェークスピアもアーサー王伝説も読めなくなってしまう。

演技が大ぶりで可愛かった。曲が綺麗。
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