LEE

バタフライ・ラヴァーズのLEEのレビュー・感想・評価

バタフライ・ラヴァーズ(2008年製作の映画)
3.5
原題から分かるように恋愛武侠映画
シャーリーンチョイが相変わらず可愛い一本だった


前半は結構呑気でシャーリーンチョイが男装して修行に行き、兄弟子と恋をするという感じなんだけど、シャーリーンチョイの可愛さといったら形容し難い笑
勿論彼女が美人ってのもあるけど、ツインズエフェクトもそうだけどやんちゃで勝ち気なキャラが凄い似合っていてとても可愛らしくストレスなく見れる
だけども恋敵が出てきたぐらいからストーリーが怪しくなってくる
ウーズンの恋敵の兄貴がシャーリーンに執着する描写が前半なかったので唐突に感じたし、彼の昇進のお話も突然すぎる感じが否めない(そのおかげで樊少皇のアクションが見れたんだけど
そして楽しい感じだったのが陰惨になり、シャーリーンのキャラもなんだか真面目な感じに落ち着いてしまって残念
ラストは結構感動的だけど自分がシャーリーンだったらアレは怖いなぁ…(というか兄弟子も埋めてる時に気づけよ!
それと二人でキャッキャするようなセリフのない恋愛パートがやたらと間延びしている感じはぶっちゃけ否めなかった



アクションはチンシウトンだけあって悪くはないんだけど、なんかもう一押し足りなく感じたのは僕だけだろうか…?
なんだかウーズンのキメのポーズも微妙に決まってないしアクションのインパクトが弱い感じがした
あとチンシウトンが武術指導なのに彼の手がけた他の武侠映画と比べると全然ワイヤーを使っていないのにもびっくり
でもこれはチンシウトンにしてはなのである程度のクオリティは保たれてるのでそこまで心配する必要はないかも


本筋は悪くないけど個人的にどうしても気になる部分が多かった一本
あと熊欣欣のキャラ良かったからもっとこのキャラクターを全面に出してって欲しかったなぁ
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