エドガーライトとサイモンペッグの組合せはさすがの相性の良さ。ギャグセンスがめちゃめちゃ高くて最後までケラケラ笑いながら観れる秀逸さがあって面白かった。ストーリーは単純でわかりやすいし、ゾンビ映画のあるあるをしっかり入れ込みつつ、お得意のギャグ描写を挟み込むことでシリアスではなくコメディテイストをしっかり保ったままで貫いている。
得意の音楽のリズムとアクションの組み合わせのシーンもエドガーライトらしくてよかった。
シリアステイストがほとんどないのでゾンビものにあるあるの親族や恋人がゾンビ化する的な描写もコメディっぽくはなっている。冒頭のシーンと終盤のシーンとがよくSyncしていてそこは良く出来てるなぁという感じがした。
ラストに向けて若干尻すぼみしていく感じは少しあるけど最後まで楽しく見れるし、グロもそんなに無いゾンビ映画として家族で楽しめる出来栄えで非常に楽しかった。