ちろる

ショーン・オブ・ザ・デッドのちろるのレビュー・感想・評価

3.7
ロンドンの街を蠢くゾンビたちから逃げて仲間たちと共に生き残ろうと奮闘する、サイモン・ペッグ主演のホラーコメディ。

サイモン・ペッグとニック・フロストのタッグといえば有名ですが、いつもぶっ飛んでるお二人がまたゾンビのいる街で大暴れ。
ゾンビパニック?と思いきや前半なかなかゾンビは登場せず、出てきたと思ったら、随分と刺激の少ないゾンビたちで、棒の一撃でなんとか倒すことができ、確かにゾンビの数が増え続けても脱出さえしちゃえば生き残れそうな気がする。
だから、ゾンビホラーなのになんだかゆる〜い。
ゾンビの殺され方は色々ありましたが、ゾンビに慣れた方にとっては今更気持ち悪いとかもないでしょう。
戦いで笑えるシーンはたくさんありますがQUEENの音楽に合わせてのバトルはいけてます。
道中、仲間だけ助かるというご都合主義ではなくママンがやられてしまうという切ないシーンはありますが、それでも全体で観れば爆笑シーンが多め。
イギリス的なブラックな風味の笑いが好きな人は楽しめるでしょう。
おバカ炸裂にした割にラストは結構良かった。
そうきたか!という感じ。
ゾンビになっても人間といえるのか?
人間と死者の境界線について考えさせてられて、
笑い多め
家族愛
友情
愛情
隣人愛
ありの愛がてんこ盛りな作品でした。
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