Nana

ショーン・オブ・ザ・デッドのNanaのレビュー・感想・評価

4.8
主人公ショーンは、何気なく平凡に暮らしていた。

ショーンの楽しみは、親友のエドとゲームをしたり、パブでビールを呑むこと。

序盤はコメディ、カオスでシュールな感じだった。

そんな時、町中がゾンビウイルスに感染。

あっという間にゾンビたちに覆われた世界になった。

このゾンビ、動きが鈍く、昔のバイオハザードを思い出す。

今みたいに、走ったり物を投げたりはしないので、大量の食糧と車両を手に入れればこっちのもんじゃない?と思うなど。

ショーンたちは、お気に入りのパブに身を固めようとしたが、次第にゾンビは増えていき、店の地下室に逃げる3人。

このあたりでクイーンの名曲が流れる。

同居人、母親、そして悪友などがゾンビになって、殺してしまったショーンは嘆き悲しむ。

ショーンと、元カノのリズ、そしてゾンビに噛まれた親友エド。

3人は絶望的だったが、ボタンを見つけるショーン。

なんと、地下室から出られることに。

エドはもうだめなので、リズと二人で脱出するショーン。

地上に上がると、こちらもゾンビだらけ。

だがその時、特殊部隊の車が!
こんなにたくさん!

ショーンとリズは無事に生還し、同居していた。

TVを付けるとゾンビネタ一色。

バラエティに出るゾンビ、仕事で活用されるゾンビ、人間とゾンビが共存している。

そして・・・

物置小屋に行くショーン。

さあ、ゲームでもするか、と言わんばかりにコントローラーを手にする。

なんと隣には、ゾンビになった親友、エドがいる。
鎖で繋がれ、ペットのようだ。

ええ、これ大丈夫?と思ったが、最期も裏切らないコメディの展開で笑った。

エンディングもクイーンで感激。

ホラーコメディーはあまり観たことのないジャンルだったけど、ホラー要素はちゃんとあり、笑いあり、感動もありとお腹一杯になった。

ゾンビランドみたいに愉快なホラーで面白かった。

先述したように、ゾンビがゆっくりな動きなので、いかにゾンビを撒くか、いかに物資を確保するか、そんなこんなも想像できて楽しかった。

睡眠はとれなさそうだけどね。
Nana

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