Arlecchino

インフォーマーズ〜セックスと偽りの日々〜のArlecchinoのレビュー・感想・評価

1.6
ブレット・イーストン・エリス原作・脚本。なるほど文芸作ね。だから豪華キャストなんですね。それらしい思わせぶりだけど全然まとまりのない作品です。意外にアメリカの最近の文芸の映画化って成功していない感じがありますね。B.E.エリスとよく合わせて語られるJ.マキナニーの「ブライト・ライツ...」なんかもいまいちだったし。ちょっと古くなるけど「ホテルニューハンプシャー」や「キャッチ22」あたりまではまあまあだったかなあ。文芸作ならイギリスの「トレインスポッティング」とか「わたしを離さないで」あたりのほうがよくできてた感じがある(監督の力量もあるんでしょうが)。なんとなくアメリカの頽廃は底が浅い感じなんですよね。

それにしてもアンバー・ハードの完璧さには声も出ません。
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