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幸福の鐘のbluebellのネタバレレビュー・内容・結末

幸福の鐘(2002年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

本人にとってこの上ない悲劇は、他人から見れば喜劇である、って感じでした私には。「死」っていう最悪な事象を詰め合わせてるけど、嫌にも悲しくもならない。なんか小説っぽいんだよな🤔文字を追っていって先の展開に(あっ……!)って予測がついて、次の瞬間、事実その通りの展開がくる感覚に凄く小説みがある。特に腹を刺されたヤクザと病院で会うおじいさんと金を持ち逃げした篠原涼子の辺り。病院で会うおじいさんの心拍数重なってくるとこ最高じゃん。なんだろう、1シーンにかける時間が長いからこっちに考える時間がたっぷりあるのかな。でも予測がくる瞬間は極短い間のことなんだけど。板尾創路さんが良い。塩見省三さんのとこも大好き。てか日本の俳優に疎い私でも知ってる人ばっか出ている。バーのシーンとかめちゃめちゃ面白かった。丁寧な映画です。
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