メロス

奇人たちの晩餐会 USAのメロスのレビュー・感想・評価

奇人たちの晩餐会 USA(2010年製作の映画)
4.5
オリジナルのフランス版では、晩餐会というよりはほぼ主人公の部屋でストーリーが展開されていたが、本USA版では、晩餐会の様子をたくさん観ることができる。セリフだけで笑いをとるなど、全体のおしゃれさはフランス版のが上だと思う。でもストーリー展開はUSA版のほうが楽しめた。どちらも面白くて好きだけど、自分にはUSA版のほうが合うかも。

とにかく、バリー(スティーブ・カレル)が本当に最高!愛すべき人物!実際に関わったらすごく厄介な奴だろうけど、一緒にいたら楽しそうだし、何より心が洗われそう。当事者にとっては迷惑だけど、あそこまで友達のためになれるなんて、素敵な人だ~。
ネズミの剥製を大事そうに扱っているシーンなんて、いじらしくて泣きそうになるレベル。
ティム(ポール・ラッド)と喧嘩した後に、ティムの昇進のため、晩餐会に来てくれたバリーの姿もほんと泣ける……。「夢追い人」の紹介も素晴らしかったし、もうバリー天才だよ!
ネズミの剥製を使った最後の語りもすごくよかったよ!

あとは、ザック・ガリフィアナキスとジェマイン・クレメントが出て来て超笑った。面白い人たち集めすぎでしょう(笑)
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