今年最初の劇場鑑賞がこれかって笑
同監督の「ピンク·フラミンゴ」と共通する役者が多く、ある意味で前日譚みたいな雰囲気です。
自由の国アメリカの、覆い隠したくなるのような黒い部分を、「This is America」という感じで、これでもかと見せてくれるところが、ウォーターズ監督の良いところであり、フライヤーにもあった政治性ってところなのかなぁとか思いました。
また、終盤の壮大なSFファンタジーみたいなBGMの中、街中で暴れまわるディヴァインのシーンが印象的で、最後には州軍に取り囲まれて射殺される感じが、存在する狂気に対して見て見ぬふりをする現実社会への皮肉なのかなぁとか考えました。
それにしても、あのザリガニは何だったのか。
個人的には、「フランケンシュタイン対地底怪獣」の大タコと並ぶ謎の怪獣でした笑