一部の人は「矛盾が〜」「説明が〜」と書いているけれどもこの作品の見るところはそこでは無いと思う。
たしかに一回目に視聴する際には説明が足りなくて分かりにくいかもしれないけれどもどうゆう過程でそうなったかを考えることも楽しみだと思うし、この作品で制作側が視聴者に見せたかったものはしっかりと伝わると思う。
この作品のテーマはタイトルのように「愛」でありTV版のように見ていて笑えるような展開はなく設定も大きく異なっているので最初は受け入れ難いかもしれないけれども、「仮面ライダーカブト」という作品が好きで天道や加賀美の違った一面も見てみたいという人ならば本当に見なければ損をすると断言できる。
これから見る人もいるだろうから内容には触れないけれども、私はこの映画を二回以上見ることを強くオススメする。天道の視点と加賀美の視点で見るのとでは見終わった後で思う事が全く違う。（私は特に加賀美の気持ちになって視聴した時にあるシーンで泣きそうになった。）
そしてなによりも何か作業をしながら見てほしかはない。一言一言、動作一つにしっかり意味があるので集中して見たほうが良い。
今回4.2点という評価をしたのはサソードが全く出ていないという点ともっとこの世界観のカブトを見たかったという私の我儘により5点から0.8点引いて4.2点である。
長文すみませんでした。
