諸星だりあ

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVEの諸星だりあのレビュー・感想・評価

2.0
TV版を観終わり、そのまま鑑賞。
こちらもライダー夏映画のご多聞に漏れずパラレル設定。
ゼクトと反攻するネオゼクトの戦い。

TV版カブトの良さは破天荒なキャラが織りなす
強引な展開を、それで押し切ってしまう勢いと
クスッとしてしまうコメディ要素。
その勢いや笑いが無くなり、奇妙なキャラが
ただ泣いたり叫んだりしているだけの陰鬱な
作品になってしまっているので、これは辛い。

前作である響鬼が七人の侍を模していると
すればこれは用心棒であろうか。
だが敵味方を行き来してどうする?どうなる?
という面白さは全くなく、ただ天道は理解
不可な行動を取る謎キャラに留まる。

良かったところはおばあちゃんの格言一つ。
「ちゃぶ台をひっくり返していいのは、
よほど飯が不味かった時だけだ」
諸星だりあ

諸星だりあ