(story)
1943年、テヘランでウィンストン・チャーチル、ヨシフ・スターリン、フランクリン・ルーズベルトの三者によるテヘラン会談が行われることを知ったナチ秘密情報部のシェルナーは暗殺計画を立てて工作員マックスを送りこむが、ソ連工作員アンドレイに阻止される。そして1980年、彼らの運命は再びパリで交錯する。
第二次大戦下のテヘランでの隠されたスパイスリラーにアンドレイのロマンスを絡ませた3時間超の70mm大作で、モスクワ国際映画祭金賞受賞作品。
現代のパリでテロリストを追う刑事役として、アラン・ドロンが出演している。
アランドロン主演とされてるが、実際は本編の後半しか登場せず、そもそも特別出演扱い。
しかも、本編は192分あるはずだが日本で今のところ、観れるのはVHSの96分の本編しかない。
ザ・キープや近年ではジャスティス・リーグなど、こうもなぜ、尺が長いとは言ってもわかりづらくなるほど、本編を短くしてしまうのだろうか。
いずれ、ブルーレイ化、dvd化されるときはぜひ、3時間バージョンが観たい。
唯一、テーマの音楽は、なぜかすごく際立って良かった。