2023の映画納めに。ジョン・ガーフィールド演じるアマチュアボクサーの成り上がりから没落、そして引退までを描くノワールでめちゃくちゃ面白い! 試合を重ねる度に増えていた顔の傷が、八百長に手を染めた途…
>>続きを読む嫌になるほど繰り返される資本の論理vs家庭・友情・勝敗の構図。そして訪れるラストファイトに心が震えないはずがない。アルドリッチが助監督だし撮影も極上だが、何気にBody and Soulの旋律を一貫…
>>続きを読むクライマックスのボクシングシーンでいろんな登場人物の顔がアップで挟まれるのだが、主人公のフィアンセだけが喜んでいてあとみんな渋い顔しているのが大変良い。繋ぎ方も面白かった。あとは物語の黒幕たるロイド…
>>続きを読むチャンプがギャングの八百長に手を染める。ラストは分かっているのだが、そこに至るまでの描写が巧い。周囲の人々は、チャンプに「騙されている」と警告しても抜け出せない。ワルはどこまでもワルで冷血だ。権力者…
>>続きを読む何故チャーリーがそこまで軽々しくボクシング会の闇に堕ちていくのかの説明が乏しいけれど、ラストの一戦で全て納得のいく映画でした。
相手の一撃で我に返って、ボクシング界も、そこに浸ってウハウハしていた…
屋内で画面の奥行きを目一杯利用しているショットが面白い。ジョン・ガーフィールドの実家におけるガラス越しに見える奥の部屋、八百長など友に裏切られたジョセフ・ペヴェニーがパーティー会場に姿を現すショット…
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