一人ぼっちのサモ・ハン祭り！
サモ・ハンが一人三役演じたホラーコメディ！
サモ・ハンが息子と父親、祖父をそれぞれ演じた非常に暑苦しい一作！
ギャンブル好きのサモ・ハンが、幽霊騒動に巻き込まれるってハナシ。
サモ・ハンが、ギャンブル狂いの役なんだけど、『ゴッド・ギャンブラー』のパクリでしかなく、サモ・ハンのネタギレ感満載の作品です。
サモが監督してないせいか、エロネタ控えめなのが、家族で安心して楽しめる作品！！笑
当然CGは無いので、細かい画面割りや編集で苦しいながらも、1人3役こなしてます。
多分ジャッキー『ツイン・ドラゴン』からの影響もあると思う。
ただ、中弛みしっぱなしな作品で、『霊幻道士』のラム・チェンインなどの出演は嬉しいけど、サモ・ハン全盛期の作品と比べると大分落ちるかも。カンフーもちょっと控えめでした。
サモ・ハンは、90年代ゴールデンハーベストに解雇されてしまい、独立プロ系で細々と制作してた苦しい時期でした。
『鬼喰う鬼』(VHSのみ)では、全身数万匹のゴキブリに張り付かれたり、『パンティーホースヒーロー』(未公開ソフト化していない)では、ゲイソサエティをテーマにしたり、はたまた『死角都市・香港』では、若き日の金城武と共演したりとかなり苦戦しながらも、バラエティに富んだ作品を制作していました。
しかし！サモは不死鳥の様に蘇ります！！90年代末にアメリカのテレビシリーズ『マーシャル・ロー』で一躍全米の人気者になるなど、人生わかんねえな！と実感しますね。
最近では、悪役や個性派俳優として、香港映画界のドンとして、ジャッキーより評価されつつあるサモ・ハン！！今こそ90年代の幻の作品の4kリマスター版リリースに期待したいッッ！！
