ささき

キャタピラーのささきのネタバレレビュー・内容・結末

キャタピラー(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

うわあ クソ面白かった… 面白かったという表現であっているかわからんが、1秒も飽きなかった 1秒も目が離せなかった

国のために四肢をなくし声もなくし、寝たきりになった人間にとって、国のためになったことは己を己たらしめる出来事であり永遠にそれに縋って生きることになってしまうだろう というか、そう思い込まないとどうにかなりそうだよな

それでいて食事、睡眠、性行為3大欲求もそれこそ人間が人間である証拠 のようなもので生きていることを実感するため、この姿でも優位に立ちたい みたいなものが混ざった連日の行為のような気がした

連日外に出されるようになって崇められるようになりつつもこの姿で神か みたいな感じで屈辱的だったのかな…知らんけど
敗戦後の入水、国のために戦いほとんどを失ったがもう自分は神でもないし戦争という唯一の救いのようなものがなくなって入水に至ったような

人の感情を知る上で非常に面白い作品だと思いました
ささき

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