クリムゾンキング

ブラッド・フィースト 血の祝祭日2のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

血の魔術師、血糊のゴッド・ファーザー、ハーシェル・ゴードン・ルイスまさかの復活作品は39年以上ぶりの「血の祝祭日」の続編というこれまたまさかまさかの展開。
冒頭の野郎2人が謎の赤い光を浴びてお互い殺し合って自分のはらわたベロベロ〜ンってするくだりから「何事!?」と思ってしまうw

新世紀になって演出力茶匙いっぱい分くらい上がり、ゴア描写は数段上がり、だけど基本的には以前と何も変わっていない、むしろ60〜70年代からそのまま時間飛び越えてきたんじゃね?という感じの出来栄えは逆に安心できるw

腹掻っ捌かれて蛆虫たかってる死体にゲーゲー吐いてる警官と、さも当然のように物食いながらまじまじと実況してる警官コンビなど、もう完全に狙ってやってる。

だけどゴア描写に関してはさすが元祖というべきかチープながらはらわたベロベロ〜ンに始まり眼球抉りに舌引きちぎりに顔面ズル剥けに脳味噌取り出しにとレパートリーがあって見応え十分。

ストーリー?とか気にしちゃうと全然楽しくないけど、スプラッターの父の作品がまた観られるってだけで僕らボンクラ映画好きは大満足なのである。