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スクール・デイズのbennoのレビュー・感想・評価

スクール・デイズ(1988年製作の映画)
4.0
黒人のアイデンティティを描いた青春コメディ
アメリカ南部の黒人中心の大学で、人種差別反対派 vs 白人迎合派の対立構図
黒人同士の人種問題を、黒人のスパイク・リーだからこその目線で面白、可笑しく描いています
一括りに黒人と言っても、そのルーツは様々で、肌の色の濃さや髪が天然パーマか直毛かで対立が起こってしまうんですねっ

African mumbo jumboで少し堅物の活動家ダプに若かりし頃のL. フィッシュバーン
対等するガンマーズのリーダー、ジュリアンにG. エスポジート、Sっ気がハンパなく、センター分けが超cool!
ハーフ・ピント(S•リー)に身長を尋ねるシーン
Half-Pint, how tall are you?(身長は?)
- Five feet, five inches. (160と5センチ)
You are a five foot, five inch piece of shit……
  (165センチ分の○○がつまってる)……
その後も汚い言葉責めが続き…見ものです
You are goddamn virgin.(貴様は絶対童貞だ)で吹き出してしまいます
とにかくダサカッコいい!
音楽もダンスも、よく分からないチームのジングルみたいな、パフォーマンスみたいな…
中でもblack English のグルーブ感!ムチャクチャcool!

ラストの”Wake up!” にもしっかり社会的メッセージが凝縮されていてcooooooool!
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