かずのこ

ミッション:エクストリームのかずのこのレビュー・感想・評価

3.7
1960年代からドイツの人気テレビ番組だったもので、
映画化もされていて、これはそのリブートとのこと。

ニューヨークで活躍するFBI捜査官の話ですが、
最近の刑事物などのデコボコバディの元祖っぽくて、
出来る凄腕捜査官とトンチンカンな新米が、
事件を追っていくうちに絶妙なパートナーに。

そして意外な犯人のサプライズ。
話も展開もヒネリも良いんですが、
アメリカど真ん中の話なのに会話がドイツ語の違和感と、
日本と中国の勘違いなんかがあって、惜しい。

主役のクリスチャン・トラミッツは
ロジャー・ムーアをスマートにしたような渋い男前、
コメディアンでもあって、
ドイツならではの笑いの部分はわかりにくいけど、
コメディタッチの要素も多め。

相棒はパッとしませんが、
ヒロインがペネロペ・クルスの妹のモニカ・クルスで、
お色気では姉よりもイケてるかも。

「FBI捜査官 ジェリー・コットン」シリーズが
あまり知られていないからゆえの、
ヘンな邦題なんでしょうが、
「JERRY COTTON」という原題で認知度を上げて欲しい、
なかなか面白いシリーズのようです。
かずのこ

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