秋から冬にかけたニューヨークを舞台にしたラブストーリー。
結婚することを避け、関係が深くなる前に男女関係を決別することを繰り返してきた男ウィル48歳、
かつてウィルの知人女性の娘で心臓の難病によって余命が短いシャーロット22歳、
以下ネタバレあり
年齢差が離れた釣り合うはずもない2人でしたが、彼女の病気をキッカケに男は浮気グセを治し、女は治らないと言われた病気から生きる目的を見つける。
という筋書きならば良かったのに、
どっちも上手くいったとも言えない展開。
それなのに
男は人生を見つめなおして、家族と寄り添おうとする結末も如何なものかと思いました。
特に女性に対して不快な気持ちにさせるのではないかと思うのですが、監督はジョアン・チェン、女性でした。
ん?
聞いたような名前だと思えば、「ラストエンペラー」や「ツインピークス」に出演していた、あの女優でした。
そうでしたか、、、
意外な名前が突然出てきて驚きました。
折り鶴をあしらえたギフトの箱、忘れた頃に戻ってくる腕時計の演出はグッド。
セントラルパークの景色が美しく、そびえ立つ2つのタワーが同時多発テロよりも前の時期であることを考えさせられる。