黄推しバナナ

ジェイソンの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

ジェイソン(1999年製作の映画)
3.0
昔レンタル屋で「13日の金曜日」シリーズの後にこの「ジェイソン」が並んで配置されていて、シリーズ物だと思って借りて帰った作品。

表示されているパッケージとは違って真ん中にデカデカと白いホッケーマスク、ジェイソンの文字、バックは黒のシンプルなデザインだった。

内容はというと、
寂れた湖畔のキャンプ「パインズ」に主人公のジュリーと数人の若者がキャンプ指導員としてやって来て、そこに古くから伝わる都市伝説の殺人鬼「トレバー・モアハウス」によって一人づつ殺されて行く……
そんなどっかで聞いたようなデジャヴのような話……

冒頭から「あれ?」なんか違うと異変に気付くが「トレバー・モアハウス」がチェーンソー持って襲って来たときに確信した「13日の金曜日」(本家)じゃないと…

そもそもビジュアルが交通渋滞…
本家は、ジーンズ、アーミーシャツ、素手にマチェーテ(ナタ)白色のホッケーマスク(赤い三角マーク)だが、
この作品は、上下青のツナギ服、軍手、空色のホッケーマスク…

本家と違って武器多彩。チェーンソー、包丁、雑草取るときの熊手、ボートのオール、などなど…

頭は「13日の金曜日」…
体は「ハロウィン」…
武器「悪魔のいけにえ」…
ややこしい!

【体格】
本家と違って
「撫肩」「痩せ型」「一般的身長」
【身体能力】
「足は早い」=走って追っかける…
「力は一般的」=女性に反撃に合うことも…
「ドジっ子」=武器を力づくで取られたりする…
【性格】
「エッチなし」=エッチが始まる前の前ぐらいで殺害…
「昼間が好き」=夜はあまり得意でない…
「綺麗好き」=飛び散る血は汚れるので少量の血が出る殺し方を心掛けている…
【その他】
名前は「トレバー・モアハウス」なのでタイトルが「ジェイソン」なのかは不明……
キャンプ指導員に「ジェイソン」と言う名前のモブキャラがいるが…その人の名前がタイトル何故……

ん?……あっ!そう言うこと……

BGM、カット割り、演出、ホラーとしての作り方はちゃんとしている…なのに安っぽい…何が原因か……

途中で離脱しそうになりかけたが、次のような切り替えをして難を逃れた!

【妄想】
パインズ支店の日勤バイト「トレバー」くん。先輩の都合の悪い日は変わって夜勤に入る毎日を過ごしている。
憧れはクリスタルレイク支店の「ジェイソン」さん。彼みたいにたくましくなれるよう仕事を頑張っている。今日もパインズ支店に血の雨が降る…
※あくまで私の妄想です。本編とは関係ありません。

本家のお決まりと真逆を行く手法は、当時新しくチープコメディホラーとして楽しめました。
だが頭の切り替えができない知り合いにはオススメ出来ない作品でした…

続編「ザ・ブギーマン Resurrection」につづく…
※タイトルが「ジェイソン」では無いが続編です。

①鑑賞年齢20代(社会人)
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正あり
④記憶曖昧
黄推しバナナ

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