LEE

ファイヤードラゴン/火雲伝奇のLEEのレビュー・感想・評価

3.6
カンフーハッスルで梁小龍が演じたことでも有名な火雲邪神が主役の一本
実は袁和平が監督だったり


途中まではシリアスあり、コメディありでバランス良く楽しく見れていた
しかし途中から急に二番手であるマックスモクの出番が減っていき、サンドラ・ンの兄のキャラクターが前に押し出されていってしまった
ラストバトルに至ってはマックスモクは参戦はしてるものの全く顔が映らない
これはただの推測だけどあんまりお金がなかったのかなと僕は思った
他の袁和平監督作と比べるとアクションしてる場所が森とかが多くてセットを組んで……みたいな感じではなかったし、マックスモクの出番が後半少なくなったのもお金がなくなって呼ぶことが出来なくなったからなのかななんて思ったりした(あくまでも推測だけど…
まぁ観客にとってはそんなの知ったことないかもしれないけど、袁和平にとっては不本意ながらの方向転換だったのかもしれない


しかし90年代のワイヤーアクションは本人がいなくても成り立たせられちゃうので、アクション自体は結構尺を使って見せてくれるのは嬉しい
ラストバトルも火を使う者同士が戦うという特性を了解したものになっていてよかった(爆発もド派手!
欲を言えばラスボスの強さが分かるようなアクションシーンを一つラストバトル前に入れて欲しかったと感じた(最悪アクションじゃなくてもいいので


映画として良くはないかもしれないが色んな工夫が見れて面白かった一本
個人的には面白かったです
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