悪者に仕えていたヒロインが葛藤し出す武侠ものですが、２人が火の使い手ということで、クライマックスはかなり派手に燃え上がっていました。
ブリジット・リンが素敵。気配を感じた時の表情など、キリッとしててかっこいい。

ユエン・ウーピン監督作。火を使った必殺技を使うブリジット姐さんがカッコいい武侠もの。雑技団ファミリーとのとぼけたコメディパートの脱力感と大迫力のアクションシーンが混在した作品。謀反を企む輩と最強姉妹、それを阻止するため密書をお偉いさんに渡す役目の男のすったもんだ。ラストバトルはド派手で見応え十分のはずが、若干１名主役級の男がまったく映らない…顔隠して闘ってる…別人。スケジュールの都合か?！スタッフと揉めたか?！そこが気になってラストバトルはモヤモヤ…

隴北(ロンペイ)の節度使から、若き王の六王の謀反の陰謀を暴いた密書を

あずかったユンは密書を皇帝に届ける使命を持った。

しかし、ユンの前に気炎万丈なる火雲邪神(ブリジットリン)があらわれ、

ユンの密書を奪い返そうとする。

ユンは朝廷に密書を渡そうとするが、身分を証明する護符を

町の女に盗まれていたため、町に戻ることになる。

そして、林でユンは火雲邪神に襲われるが、

その後、火雲邪神は芝居をうって、姿を変え、ユンのそばに近づき、

密書を取り返す機会をさぐる。

そんな折、町に六王の部下の女のスウがユンたちを襲いにくる。

スウは姉のハア(火雲邪神)につめより、ハアは姿勢を示すため、都督を暗殺する。

六王は皇帝の相国を殺すことを命令。

皇帝の間に侵入して、相国を襲うスウだったが、なぜかハアがそれを

妨害し、スウとハアが姉妹同士で戦うことに。

スウをやむを得ず殺してしまったハア。
そこへユンが現れ、事の次第にうんざりして、

密書をハアに渡す。ハアは改過自新して六王を倒すことを決意する。


ブリジットリンという女優もまあ、美しいかも知れんが、

何という女優か知らんが、雲中白鶴、スウはそれよりとても美しかった。

まあ、彼女らを堪能する以外の価値はあんまりありませんかな。

ユン役の男は町の女に惚れられているとおり、確かにかっこいいかと思う。

ラストあたりはそこそこ派手なアクションがある。

DVDだが、画質はソフトで克い感じかな。

画面サイズは４：３の中のワイドサイズ。