くわまんG

反撃/真夜中の処刑ゲームのくわまんGのレビュー・感想・評価

反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)
3.5
あらすじ:自分の身は自分で守るこった…。

警察のストにより無法地帯と化したカナダで、盲学校の教師たちが自称自警団(=ヒャッハー)相手に籠城戦を繰り広げる!…というお話。

もう一つの『要塞警察』なんて書いてあったから手に取ったんですが、少し物足りなかったですねぇ。敵が腐敗した警察なんだから、やっぱ真逆の存在として、ナポレオンのような正義感ある反社が必要なのかもしれませんね。

攻防は緊張感があるし、キャラの特長もうまく差別化されてはいたのですが、少しでいいから背景描写が欲しかったです。特に主戦力のチェスター、彼は一体何者なんでしょうね…笑

主役は蟹江敬三みたいなオッサン。ブッチュブチュ吸ったりなめたりする感じのチューがとても臭そうでしたが、一般人っぽい演技はよかったですね。

オチは風刺が効いてましたが、不安感を煽るお説教は好みじゃないので、色々と合いませんでしたわ。でも、好きな人がどハマりする類いのスリラーでしょうねぇ。