とてもいい作品だった。
自分は凄く好きな作品。
主人公と少年の掛け合いも凄く良かったけど、個人的に1番胸に刺さったのは、捕虜になるまで医者をやってた人とパベルの掛け合い。
パベルの母が彼に「ありがとう」というシーン。
そして、あのお医者さんの演技。
そこが、1番グッときた。
あの状況下での、パベルに対する彼の優しい行動と気持ちを見て悲しくて、とてもやるせない気持ちになった。
よりこの映画の存在意義を掻き立ててくれた描写だと思う。
また、昔と今の対比がよく出来ていた作品だと思う。
どういう風にナチスドイツの行いが国民に浸透していったかもよく分かる映画だった。
嗅覚の情報や、パベルは何も気づいてない無いその対比加減が余計辛さを感じさせる映画だった。