ドイツ人の少年が父親の仕事の都合で引っ越した先で、有刺鉄線で囲まれた敷地で縞模様のパジャマ姿で暮らす人達に出くわす。
その中で暮らす同世代の少年と次第に仲良くなっていくが…というお話。
『戦場のピアニスト』に続きナチスドイツ関係の映画を視聴。あっちがユダヤ人目線の話だったのに対し、こっちはドイツ人目線、しかも少年が主人公。
縞模様のパジャマという意味がすぐに理解。タイトルも少年目線というすごく絶妙なタイトル。
本作で学んだことは、子供は教えれば何にでも染まる。また教えないというのは時に残酷だということ。
衝撃のラストということだけは知ってたけど、本当に何も言えなくなるほどのラスト。
主人公の父親の仕事がまた実に皮肉。
ラストもそうだけど個人的に怖かったのは、主人公の姉が家庭教師の教育を受けるにつれて思想や身の回りの物が少しずつ過激なものに変化していくところ。
どんな大人に何を習ったかでこんなに子供って変わるんだとゾクっとした。
