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縞模様のパジャマの少年のAのネタバレレビュー・内容・結末

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

あまりに現実を離れた設定は如何なものかと個人的には思う。ユダヤ人への迫害を批判するなら、強制収容所で行われた極悪非道の行いを画面に映し出すべきではないだろうか。脚色しなくてもホロコーストは十分悲惨なのに、あり得ない設定を付け加えてまで、わざわざドイツ人の子どもを犠牲にする必要はあるのか?と思ってしまう。

新しい視点からユダヤ人への迫害を描きたかったのかもしれないが、私にはどうしても観客の涙を誘いたいだけの薄っぺらい物語に見えてしまった。私は人として歪んでしまっているのかも知れない。

2023(45)
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