同じ人間なのにそこには差別があり、運命は選べない。強制収容所指揮官の息子と、ユダヤ人収容所に収容されている少年の友情。臭いものには蓋をする大人たち。自分の身になって初めてその罪や卑劣さに気づくなんて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
全体主義的な圧力は純粋無垢な子供にとっては残酷だ
これが世界だと言わんばかりに自分達のやり方を信じて疑わない
誰にも逆らえない
何も言えない
それのどこがより良い国/世界だよ…
執拗に触れたところ…
子供にとって、音や臭いや視覚で捉えたものが全てである。その裏にある真実に気づくまでは、、、の言葉から始まる。
天罰というものがあるとするならば、まさにこれだろうか。
『関心領域』と違って、母親が良心…