ブチギレ中年パパがバール片手にクズどもをぶっ殺す！オーストラリア産バイオレンス映画。
レビュー数が極端に少ないのとレンタルDVDがどこにも置いてないのがもったいない！これはなかなかの佳作でしたよ。
ジャケットやタイトルは「ホステル」みたいなトーチャーポルノっぽい感じですが、どっちかっていうと「96時間」「狼の死刑宣告」みたいなヴィジランテ映画です。
最愛の娘をヤク漬けにされAVに出された挙句殺される。復讐を誓ったお父さんは娘の死に関わった連中を拷問して血祭りに上げていく。
直接的描写は殆どないんだけど、やってる事はなかなかエグい、というか変わってる。
チンチンに釣り針ぶっ刺して引っ張ってみたり尿道に空気いれてみたり、やたら男性器にこだわって拷問してるのが妙にフェチっぽいというか。
娘をレイプされ殺されたパパはよほど男性器を憎んでいるのか、それとも単に監督がそういう趣味なんだろうかと勘繰ってしまう🤔
この映画の父ちゃんはハゲかかってるし体型もずんぐりしてて華もない。リーアムニーソンやケビンベーコンとは程遠いルックスですが、めちゃくちゃ強くてだんだんカッコよく見えて来る不思議！
果たして娘の死の真相は？やりたい放題やってきたパパの運命やいかに…？
ハリウッド産バイオレンスとは一味も二味も違う胸糞な映画ですが、忘れられない作品になりそうです。
「母なる証明」のパチモンみたいな適当な邦題をつけて宣伝にほとんど力を入れなかった日本の配給会社を私は許さない。
