殺る気なマックス

レッド・ヒルの殺る気なマックスのレビュー・感想・評価

レッド・ヒル(2010年製作の映画)
2.8
オーストラリアを舞台にしたモダンウェスタンムービー

【概要】
警察官のシェーンは妻の体調改善のため田舎町に越してくる。

ほどなくして、この町で暴れた挙げ句に警部補のビルに逮捕された凶悪犯ジミーが刑務所から脱獄したというニュースが流れる

ビルはこの町に復讐しに戻ってくると考え銃を扱える住民とともにジミーの襲撃にそなえる


【感想】
序盤の景色を写したシーン、カットがとても幻想的で良かった

内容は…
現代版西部劇で数少ない珍しいものではあるんだけど
ジミーvsレッドヒル住民になってなくて残念な作品に感じた

理由としては殺される側の住民が間抜け過ぎる
ゆえにジミーの凶悪犯ぶりも表現しきれていないこと

間抜けな人を撃ち殺す凶悪犯風味の凡人とのやり取りをひたすら描いたのが今作というイメージ

ジミーの武装がすごいわけでもないのだが
ライフルなど持ってる住民が必要以上にビビりちらかして笑えるくらい弾が当たらなかったり
殺るか殺られるかのなか戦うことを放棄するという殺して下さいと言わんばかりの行動ばかり取る人しかでてこない

で、殺される時にきまって命乞い…
殺してくれと言わんばかりの行動しかしてないのにね 笑

殺して欲しいのか欲しくないのかハッキリせんかい! 笑

そのせいでシリアス感が欠けておりコメディにしか見えずジミーの凶悪ぶりもなにも感じない

前半のジミーが来るぞ!と町全体で戦う雰囲気あった所までは良かったのに…

ラスト本当の敵が判明した当たりは胸熱で良かった!