『エクスペンダブルズ3』パトリック・ヒューズ監督作品

『ノーカントリー』みたいなデカくて無言な殺人鬼がやって来る馬映画でした♪
あと豹(ФωФ)

くわまんさん、オススメ有難うございます☆



オーストラリア、レッドヒル。

妊娠中の妻の為、長閑なこの町に転勤してきたシェーン・クーパー巡査。

が、初日に脱獄犯ジミー・コンウェイがこちらに向かっているとのニュースが流れる。

警部補達は武装して迎え撃つ準備を始めるのだが……



ハビエル・バルデムとダニー・トレホを合わせたような、無言で容赦無いジミーが怖い！

片っ端から撃ち殺していく…
その理由とは？

予想のつく展開ですが、淡々としたバイオレンス描写はなかなか♪

あとはひたすら馬に乗りたくなりますw
お尻痛くなるだろうけど( ´∀｀)

以前クアロア牧場で乗馬した際は、完全にナメられており、道草食べたりされて大変だった善き思い出w

最後はライオンキングな豹も拝めます(笑)

初々しい真面目主人公と、一人で町を破壊し兼ねないジミーの淡々とした暴れっぷりが楽しい良作でした！

この監督、まさかセルジオレオーネ監督の生まれ変わりか？
スタローンがこの作品を観て、速攻「エクスペンダブルズ3」の監督をお願いしたという。

前半は真昼で後半は夜といった感じで物語は構成されています。
前半はロードムービーの様な音楽に乗って静かな荒野や田舎の保安官達の日常を見させられ、後半はマカロニウエスタンの様な音楽に乗って激しいドンパチやバイオレンスな映像を見させられます。
事件を引き起こす、わけありの悪役ジミーコンウェイがとても魅力的でかっこいい。
たった一人の無法者相手にに何人も保安官が殺されますが、若手保安官の主人公だけは殺されず、不思議に思った主人公は無法者に関する謎を命を張って解明し、ラスト意外な展開が待っています。

ここまでやるかっ！ってくらいかっこいい演出に拘っている所はまさにレオーネ。

• #USKお気に入り

正しいかどうかは、法でなく己に照らすべし！

あらすじ：
実直な警察官のシェーンは、身重の妻を慮ってド田舎へ転居。新たな勤務先は街唯一の交番。署長は保守的、つまり排他的。
そんなある日、殺人犯脱獄のニュース。するとなぜか署長、血相を変えフル装備に。突然きな臭くなってきた……。

なかなか渋い現代西部劇。監督は『エクスペ3』のパトリック・ヒューズ。

殺人犯ジミーによるマンハントがクール。淡々と一人ずつ始末。どんな人物で何のために誰を殺しているのか…で引っ張られるサスペンス。

ジミーが無双し始めたタイミングで、主人公が戦線離脱しているのが面白いですね。同じ舞台に上がるには、まだ自力で詰めるべき距離があるというわけです。

そして、復讐するなら穴二つ。「俺のようになるな」と背で語るジミー、復讐者に相応しい落とし前のつけ方でした。