ヘンテコ不穏描写と淡々展開、多重人格を示すシーンも殺人も見せず、なんぞこれ?とブチキレそうになりましたが、考察してたら結構楽しかったスリラー
まずこれは邦題とジャケがいかん!
原題:The Minus Man これなのよ!!
そもそもクアドロフォニアって造語らしく、四重、つまり4つの殺人事件、人格って意味にしたかったようですが、そうだけどそうじゃないのだ!
さらに日本版ジャケだとオーウェン・ウィルソンが多重人格な殺人鬼で血祭りうぇーい♪と思いますよねw
が、実際は正反対!
静かに淡々と不思議なドラマを見せられる、それだけです。
それでそのまま終わっちゃいます。
しかぁし!!
そこから考察していくと、ジワジワ来るのですよ~
それが正解なのかは分かりませんけどね(*・∀・*)
ふらっと長閑な町にやって来たヴァン(オーウェン・ウィルソン)。
広告に出ていたダグ、ジェーン夫妻の娘の部屋を間借りしながら、郵便局で働くように。
しかし
何故か微妙な態度のジェーン
躁うつ病なダグ
ぐいぐいくる郵便局の同僚(ジャニーン・ガロファロー)
消えた若者
怪し過ぎる画家
など、なんか不穏!!
そして4つの殺人事件が起きる。
犯人はヴァンなのか?
それとも??
あまりにも殺害シーンを見せない演出
怪し過ぎる台詞の数々
ちょいちょい途切れるヴァンの記憶
ヴァンの周りで死ぬ人々
そしてヴァンの独白
むむむむむ(´_ゝ`)
不親切とは言わないけれど、どっちにも取れる描写が多いんだよなぁ~
これはご覧になった方と話し合いたい!
ジャケのせいかレビュー数が少なくて、考察の方向性が合ってるのかも判断出来ないので、是非とも☆
あ、何故か冒頭にシェリル・クロウが出てましたw
よりによってなんでこれに出たww?