片腕ファルコン

拳 アルティメット・ファイターの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

2.5
埋もれてしまっているマニアック本格派格闘映画。
ごく一部の方にしか伝わらない映画のお時間。

レミー・ボンヤスキー、ドン・フライ、船木誠勝が出演しています。
※ちなみにおもいっきり主役顔でレミーが手前にいますが物凄く脇役ですのでご注意を。
2006年の映画ですからまさに全盛期の時でしょう。


面白いのが ドラマ部分が始まって瞬時にツマラナイというのが感じ取れます!!

なのにバトルシーンになると水を得た魚のように急に画面が活き活きし出します。本業なのですからそりゃそうでしょうけど。特にレミーの膝蹴りの迫力は凄まじいです!

役者の方も含めてみんな演技下手です。ひとり見覚えのある顔でいい感じの演技してるなぁと思ったら…ホリオンだ!ホリオン・グレイシーだ!!ヒクソン、ホイス兄弟の長男ホリオンだ!!一番演技上手い。

あと一人、グレイシーTシャツ着て柔術がうまい人いるなぁ。ヘナー・グレイシー?誰だろ、、ホリオンの息子らしい。親子共演。

というわけで…リングじゃなくストリート・ファイトで入り乱れます。最後まで無言のドン・フライが無言でカッコイイ。(注:悪役)

という訳で格闘技好きには全くオススメできないし、ファンの方も相当好きじゃないとオススメできません。

特典映像で格闘家達のインタビューがあって映画についてみんな語ってるのに、船木が「これがパンクラスです!」とか言ってインタビュアーが「ah...ahh...」と動揺してるのがウケました。

出場選手:船木誠勝
     レミー・ボンヤスキー
     ドン・フライ