安堵霊タラコフスキー

放送の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

放送(1968年製作の映画)
3.7
どちらかと言えば良いとは思うけど、全体的にジャン・ルーシュっぽくて以降の作品で見られる魔術的長回しみたいなアンゲロプロスらしさはあまり見られなかったのは残念。(時代の流行的に新人の頃はやりにくかったんだろうが)

でもいくつかあるフツイエフ的な長回しは少し後の作品に通じるもので、そこにアンゲロプロスの細やかな抵抗というか自己主張が垣間見える。