街の片隅にひっそりと慎ましく生きる人々を温かな視点で描くカウリスマキ監督の作品が好きです。
この作品はフィンランドではなく、フランスの港町ル・アーブルが舞台。移民問題という深刻なメッセージを投げか…
何ともいえない温もりに包まれる作品で大好きになった。アフリカ系の密入国少年イドリッサは、マルセルを取り巻く皆の心を温める触媒天使のような存在なんだね。ついには妻のアルレッティにまで奇跡が起こる。
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未鑑賞だった作品、やはりカウリスマキはハズレがない。
淡々としたストーリー展開にシュールすぎず、ユーモアに溢れた作品。
社会問題を根底にしつつも押し付けない感じが最高にいいです。
初期の頃から…
アキ・カウリスマキAki Kaurismäki (1957- )監督の『ル・アーヴルの靴磨き』(Le Havre, 2011)は非常に良い映画。この映画は靴磨きの初老の男が、アフリカから来た少年の密…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
プロトコルが長過ぎるから、エピデミックでゴーディアンなニトログリセリンがブォンブォンゆーてやらせてもろてます。
これはもう金字塔でいいんじゃ無いかなぁ。議論はもううんざりなんです。なので、これはも…
人情、友情、愛情を決してしつこくなく、サラッと描いていて、見た後には何か気分が良くなった。今回は舞台がフランスだったが、インテリアも北欧っぽいブルーで素敵だった。予想通りのラストだったが、かえってそ…
>>続きを読む終始淡々と進んでいくのも、感情の起伏があまりないのも変わらず、だけど、カウリスマキ映画の集大成のような感じ。人々と1匹の犬の思いやりに溢れた大好きな映画。
監督自身が悲劇的なことが現実世界で起こり…
もう、何作目か解らないアキ・カウリスマキ監督作品。
今回の舞台はおフランス。
靴磨きを生業とするおやっさんと、不法入国のボートピーポーな黒人少年とのアキ・カウ的ハートフルストーリー。
先に観た…
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