さいとう

ル・アーヴルの靴みがきのさいとうのネタバレレビュー・内容・結末

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

カウリスマキ映画で公安関係者の内面をここまで描くのは初めてかな? 敗者たちのコミュニティの敵たる人物が細かく描写されることで、よりストーリーが総合的になった感がある。
それでも最後は不法入国の男の子を見逃すモネ警視。結局彼のことも善人として造形しちゃうところが、この人の映画の優れたところだと僕は思う。カウリスマキ、きっと人が好きなんだろうなぁ、とか思う。
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