ル・アーヴルの町に住む靴みがきマルセルは
貨物コンテナに隠れ 町に辿り着いた密航者の子と知り合う
同じ頃 妻アルレッティは病に臥せる
仕事に 誇りを持ち
「靴みがきと羊飼いこそ 人々に近いんだ」
….ハッキリと口にする その信条を持って
マルセルは 少年に手を差し伸べる
病状を夫に伏せる妻
子どもを匿い 捜査の眼を掻い潜って
海向こうのロンドンへ送り出す夫
警視モネがそれを見逃した時
アルレッティにも奇跡が訪れる
リアリティのなさが妙な?リアリティを醸し出し
途中、紙芝居か人形劇か?とツッコミも入れたくなる不思議な作品。
不思議な、だけでは
片付けられない味がある
あっと言わせる展開とか
息もつかせぬアクション!だとか
有名俳優のこの演技を観よ!とか
そんなの無縁^_^
なんせ無表情だし
台詞も抑揚ないし
勢いつけたカット割もないし
…アメリカ映画オンリー、ハリウッド慣れしてる方から見たら
演技指導でも入っちゃいそうw
でもね、それがいいの。
・・・町で起きてる事件を
すぐ隣で見てる、そんな感じ。
★リトル・ボブが歌う「Libero」がイイ^_^