ル・アーヴルの靴みがきのネタバレレビュー・内容・結末 - 4ページ目

『ル・アーヴルの靴みがき』に投稿されたネタバレ・内容・結末

大人のおとぎ話?
あの子は、みんなに幸せを運んでくれたのかもしれない。
古そうで新しく、
地味なようでお洒落
シリアスだけどコミカルな映画です。

寒々しいフランス北の港町、ル・アーブル。
靴磨きをする初老の男、マルセル。
何だろう、2011年の映画で、正直「今時、靴磨きなんているのか?」というのが最初の感想。
そこから、何となく不思議な世界が…

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とても優しい世界。
リアルではこんなにも移民の子を助けたりしないし、みんながみんなこんなに優しくはなれない。ラストでマルセルの奥さんが奇跡的に回復もしない。桜も満開にはなっていない。
でも映画の中で…

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「奇跡が起こるかも」
「近所では起きてないわ」

レビューが大分遅くなってしまいましたが、2019年の最初の一本はこの作品でした。今年一年、人に優しく生きていこうと思わせてくれる作品でした。

ずっと興味はあったアキ・カウリスマキ監督。淡々としたス…

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2018.11.04

グッときた作品。どこまでもあたたかい映画だった。

徹底的に無駄を省いた構成と脚本で淡々としてるのに、人間味が凄く滲み出ていた。
終盤の希望に向かっていくシーンも感動したな。…

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この展開をシラけさせず、ただ幸福な気持ちにさせてくれるから嬉しい。
現実世界との差、それでもカウリスマキはまるごと救ってくれる。
カティオウティネンはnever die
味わい深かった。病院のシーンで化粧しているシーンがぐっとくる。相手を思いやっているということがにじみ出ていて良かった。

カウリスマキが提示する「優しさ」のレベルは、やっぱりとてつもなく高い。けれどもそれらは必ず現実と地続きのものとして描かれている。『希望のかなた』然り本作然り、カウリスマキの作品に惹かれる理由はここに…

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