▪️Title : 「最後の人」
Original Title :「The Last Man Der Letzte Mann」
▪️First Release Year:1924
▪️J…
このレビューはネタバレを含みます
「サンライズ」見て どハマりしたムルナウさん。
この「最後の人」もスゲーって聞いたからさっそく見ちゃった!!
てか、だいぶ前からあかねちゃんにオススメされてたんだけどね~♪
うんとね、映像はかな…
サイレント映画が不幸の果てまで辿り着いた瞬間、ただ一度だけ挿入される字幕。爆泣き。カメラの眼だけで語られる72分間の凄まじさ。
『嘆きの天使』の後に本作を観ると、こっちのエミール・ヤニングスで泣く。…
以下の◯◯には全て同じ二文字が入るのだが、俺が◯◯大学在籍時に
「私は◯◯大学の付属校から◯◯大学、そして◯◯大学の大学院に進み、今◯◯大学で教授をやっています。私の人生は◯◯大学であり、趣味は◯…
職業や制服がその人を物語る時代にあの制服には老人の人生と尊厳が詰まっていたのだ。
小一時間ずっと続く悲哀に浸らされて、どっと疲れてしまうくらい映画の中に引き込まれる。
そして、ナレーションとともに…
中間字幕による説明がほとんどない、登場人物の名前もない無声映画。
そのためなのか、登場人物を自分に置き換えて考えさせられた。
係員を責め立てる客。他人の過ちをせせらわらう隣人。
自分はそんな人間に…
人間が人間に対してなす恐怖の根源が映る。それは金、名声という社会的権力であり、それらを持たざる大衆たちの悪意ある言葉の力だ。サイレントであるにもかかわらずこれほどまでに人々の声を含めた音の響きが聴こ…
>>続きを読むすげえ、エミール・ヤニングスすげえ。
トランペットのシーンとか街の布団干すシーンとかそれだけじゃなくシーンシーンが面白いのなんの
無字幕サイレントだからこそ映像だけで人に理解させる工夫とかされて…