ムルナウ監督が「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)と「サンライズ」(1927)の間に制作したドイツ時代の代表作。終盤の注釈以外に字幕なし(新聞記事が2度出てくるためその部分だけ日本語字幕あり)。脚本…
>>続きを読むすごいなこの結末。映画という虚構を最大限に利用したメタ構造は強烈な皮肉でしかないし、ある意味社会批判でもあるし、エミール・ヤニングスが益々哀れに見えてくる。いまは時々見かける手法だがこの『最後の人』…
>>続きを読む制服を奪われたホテルの老ポーターと露骨な権威主義。メリーゴーラウンドのように光り輝く回転扉が一転して運命の輪のように掌を返し、ポーターは薄暗い地下トイレに追いやられる。惨めなヤニングスの精神を代弁す…
>>続きを読む『最後の人』(1924) 初鑑賞。F・W・ムルナウの世界 キネピアノ in テアトル梅田。冒頭のエレベータと回転ドアで転落と入替りの無常さが表現されてるようで虜に。そこから無字幕サイレントの思いきっ…
>>続きを読む良い映画…と思って見てたけど最後のエピローグいらなすぎてちょっと機嫌悪いまま映画館をあとにすることになりました。ムルナウも「いらんって言われそうだから言い訳書いてから見せよ」って考えてあの解説カット…
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