みどり

くまのアーネストおじさんとセレスティーヌのみどりのレビュー・感想・評価

4.2

地下のネズミ界で暮らす少女セレスティーヌが地上のクマ界で「課題」をこなしている最中にゴミ箱に落ちてしまい、彼女を見つけた腹ぺこおじさんアーネストが彼女を食べようとすることから、ふたりの交流が始まります。
セレスティーヌが口達者で面白い!可愛い声で果敢に身を守ります。やがてふたりは互いに助け合っていくようになり…

水彩画のような日本タッチのアニメーションからフランス語が聞こえてくるのも新鮮でした。私はアニメーションが苦手なのですが、最後まで飽きずに楽しめたのは絵の好きなテイストだったということも関係しているかもしれません。冬が過ぎて春が来たときの描写も色彩豊かで心うきうきしました。

皮肉の利いたユーモアが面白く、社会風刺も浮くことなくとけ込んでいて、よく笑いながら鑑賞しました。
吹き替えも聞いてみましたが断然字幕おすすめです!
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